片山廣子 「或る国のこよみ」

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 片山廣子は歌人および随筆家で、松村みね子名義でアイルランド文学翻訳家としても活躍しました。芥川龍之介は「或る阿呆の一生」のなかでその才気の高さに触れ、堀辰雄の小説に登場する女性のモデルにもなっています。75歳で唯一の随筆集「燈火節」を刊行し、一人残された晩年の心境を描いたこの作品は、今でも高く評価されています。その中の一篇です。

片山廣子 「或る国のこよみ」

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片山廣子 「或る国のこよみ」
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