#22 サブスクリプションのジレンマ、Tiktokの性消費、ドキュメンタリーの倫理

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■サブスクリプションに関する話をしました。
映画・音楽に関してはサブスクリプションに入らないと新しいものが追えない状況になりつつあります。わたしたち消費者からすれば定額で好きなだけコンテンツを楽しめることのメリットや手軽さは有り難いものですが、同時にNetflixやSpotifyなどの巨大企業にお金が集中する構造になっていることを理解する必要があると思います。
■キュレーターの価値について話しました。
”日々流れてくる膨大な情報をいかに整理するか"という『情報の取捨選択』の価値が高まりつつあるなかで、キュレーターの役割が大きくなっていると感じます。とくに音楽は日々膨大な楽曲がリリースされますので、全てを追うことは不可能です。その状況下に於いて、適切かつ魅力的にチューニングされたプレイリストを作成するキュレーターという存在は大変に価値のある存在です。
■TikTokと性消費について話しました。
10代のユーザーが多いTiktokですが、利用にあたって十分に注意しないと性消費されてしまうリスクを含みます。本人は素晴らしいダンスで自己表現していても、リスナーは必ずしも本人が意図した表現を受け取らないからです。
関連した話でいうと、日本は秋元康的な"性消費のためのアイドル文化"から反省し、抜け出す必要があると考えます。K-POPから学ぶことは多くあると思います。
人権意識が極めて低い日本では解決すべき問題が山積みですね。。私自身も適切な知識を付けて、少しでも変えていけるようにアクションをしていこうと思います。
■ドキュメンタリーの倫理についてサラッと話しました。
テラスハウス的なものは二度と作ってはなりません。なぜなら正しい倫理観で制作されていなかったからです。リアルタイムで視聴していましたが、最後の方は陰湿さが際立っていました。そして、視聴者側の倫理観も未成熟でした。キャンセルカルチャーとの相性が悪すぎる日本に於いて、木村花さんの選択から反省することは大いにあると思います(それは私自身も含めです)。

#22 サブスクリプションのジレンマ、Tiktokの性消費、ドキュメンタリーの倫理

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#22 サブスクリプションのジレンマ、Tiktokの性消費、ドキュメンタリーの倫理
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