山で位置情報を共有するために最適な通信規格は?「LTE-M」と「ELTRES」を山で使い比べてみました

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昨今、さまざまなGPS端末が登場していますね。 大きさや電池の持ち具合など、気になる方も多くいらっしゃるかと思いますが、通信規格にも、実は違いがあるということをご存知でしょうか? 最近登場している多くのGPS端末は、LPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる無線通信技術を使用しています。GPS端末が人工衛星から受け取った位置・時間の情報をサーバーに届けるには、何らかの通信技術が必要です。 近年、こうした通信によく使われているのが、「より少ない電力で(Low Power)」「より広く(Wide Area)」通信が可能なLPWAという無線通信技術です。LPWAには様々な規格が生まれています。IBUKIでは、常に「山で位置情報を共有するために最適な通信規格」とはなにかを考え、最適な技術を探求しています。 今回はその一環で、LPWAの一種である「ELTRES」と、現在のIBUKI GPS端末で使っている「LTE-M」通信で、どれくらいつながるエリアが違うのかを、近藤が実際に山を走って実験してみましたので、その様子をご紹介します。 また、そもそもLPWA無線通信とはどういったものなのかや、他の通信規格にどのような特徴があるのかについてまとめてみました。 詳細はこちらから💁‍♀️ LPWA(Low Power Wide Area)無線通信とはLPWAとは、Low Power Wide Areaの略で、LPWAN(Low Power Wide Area Network)とも呼ばれ、低消費電力かつ広域・長距離通信を特徴とする無線通信技術です。通信データ量は少なくWi-Fiなどに比べ低速ながら、10kmを超える無線通信が可能です。2017年頃から、複数の規格が実用化され、近年IoT分野などで広く使われるようになっています。 検証結果左:ELTRES 右:LTE-M検証の詳細はこちらから💁‍♀️ LISTENで開く

山で位置情報を共有するために最適な通信規格は?「LTE-M」と「ELTRES」を山で使い比べてみました

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