アート・ペッパーの《網走コンサート》

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 サックス奏者のアート・ペッパーは、麻薬による逮捕と療養で、1960年録音の《インテンシティ》から十年以上の空白を余儀なくされた。それ以前と以後で、前期・後期に活動期間が分けられる。柔らかで繊細な音色が好きな人は、前期のアルバムしか好まないだろう。刑務所に入り、人生のどん底に落ちてからの後期は、サックスの響きが力強く、悲しみと怒りを前面に出した音作りになっている。 親日家として知られ、晩年には日本でのコンサートを繰り返し行っている。初来日で受けた歓迎への思いは、自伝『ストレー..

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