120.2 第百十七話 後半

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118.2.mp3北高の校門を潜ると、そこには職員のものと思われる車が何台か並んでいた。その中の一台の車を見て鍋島は動きを止めた。ー佐竹の車…。車のエンジンは切られ、中には誰もいない。深呼吸をした彼は周囲を見回した。顔を上げた先に見える職員室には1時半という時間にもかかわらず、煌々と電気が付いている。ー職員にバレないように学校の中に侵入なんてできっこない。あいつ...どこにいる…。鍋島は物陰に身を潜めた。ー深夜の学校で人目につかず待機できる場所…。グラウンド側から回りこんだク..

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