110 第百七話

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108.mp3「え?相馬周が?」「はい。突然私の家に電話かかってきて、古田さんを紹介して欲しいと。」「…そうですか。」「これもアレですか?」古田は懐に忍ばせてあった封筒の中から便箋をとりだして、それに目を落とした。「…わかりません。ほやけど西田先生。おたくの教え子がワシの素性に気がついたのは確かや。」「そうですね。」「一般人が警察関係者に用事があるときは何かの困り事を抱えとるって相場は決まっとる。」「ええ。」「市民が困っとる状況をワシは放っておけんですわ。」「じゃあ。」「ワシ..

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