108 第百五話

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106.mp3両目をこすり、首を回したところに机の上に置かれていた携帯電話が光った。「片倉さんすいません。キャッチです。」「手短に済ませれ。」「はい。」携帯を手にした黒田は表示を確認した。見覚えのない番号である。「あー丁度いいわ。ちょっとだけ休憩させてもらうわ。終わったら電話くれ。」そう言って片倉は電話を切った。誰からのものか分からない電話であるが、疲労が溜まってきた黒田にとって、この電話のおかげで自分に休息がもたらされたのは間違いない。彼はとりあえずそれに出た。「はい。」「..

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