148 第137話

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3-137.mp3「まぁ座れ。」言われるがままに紀伊はそこに座った。「回りくどいことは無しや。直球で行く。」「…。」「ビショップは空閑。空閑光秀。金沢の進学塾の経営者兼講師。ほうやな。」目の前に座る片倉とは彼は目を合わせず無言である。「黙秘か…。」あきれた顔で彼の様子を見た片倉はため息をついた。「紀伊、お前には期待しとってんけどなぁ…。残念だよ。」「…。」「ま、どうせ一生しゃべるつもりないんやろ。ほうやろうからこっちからしゃべらせてもらうわ。」こう言って片倉は両足を目の前の机..

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