35 保育Stand by you ゲスト:藤井みはとさん

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秋田には、私の血のつながらない兄と姉がいる。川嶋・今野そして今回登場していただく「みはとお姉さま」である。
64年間あった昭和も後半になると東北地方も随分田舎から脱却し、市内のデパートはもちろん、郊外に大型スーパーマーケットなどが建設されるようになっていた。それでも新幹線のない時代だから、夜行列車に乗ったり、上京するのは至難の業だった。その頃、日保協婦人部は山田和子(大阪)先生や椛沢和子(青森)先生がバリバリの時代。その中、多分30歳前後の乳飲み子を抱えたわれらの「みはと先生」が東北の代表として、いつも活躍されていたのである。秋田は皆さんご存知の通り、佐々木希さん壇蜜さんなど美人で誉の高いところだが、みはとさんも秋田美人であるのは当然な上に、自己調勢とともに人を繋ぐ、いわゆる他人への調整力もずば抜けていた。若い時から、※自己韜晦出来た方であり、私なんぞには最も欠けていて、この年になっても反省しきりだ。秋田県の重鎮である岸先生、上村先生からの信頼も厚く、一方、保守的な考えの多い東北にあって、保育の質向上そして制度の変革などを盟友川嶋・今野両名と果たした功績は大である。(特に近年川嶋・今野両氏が秋田県の中心人物として活躍し、難しい時代の舵取りとして適任者であったことは言うまでもない。)
さて書くべきことではないが、大病を患いながらも現場復帰をし、お元気でいる「藤井みはと」さんを私たち仲間は「不死身みはと」と尊敬の念を含み呼んでいる。今後の活躍を主任の斎藤先生と一緒に応援したいと思う。
最後に、みはとさんのお話を聞いて「こどもと共に生きる」とは何かを皆さんも十分に再度考えてほしいと思ったことを付記する。
※じことうかい【自己韜晦】節操を知り、自分をひけらかさないこと。

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