19-1「日本人の身体 (安田登さん)」

リリース日:

本日扱う本の著者である安田登さんは、能楽師の方です。
すでに20数冊の著書があり、扱うテーマも能だけでなくロルフィングに文学論と多彩。
「日本人の身体」については、能楽師としての視点だけでなく、
文学的な視点も交えて日本人ならではの身体感を説明してくれるものです。
ちなみに、過去この番組で扱ったドミニクチェンさんの能のお師匠さんだったりもします。
「日本人の身体」のテーマをざっくりお伝えするとこんな感じです。
「心と体を分けるのはおかしい。もっと曖昧でいいのでは」

ただ、今回は全体を解説していくのではなく、
興味深かったトピックスを3つ抜き出してご紹介していきます。
「身体」という言葉は、日本では元々「死体」という意味だった。
「和を以て貴しとなす」という言葉も誤解されている。
「あしらう」という言葉も、実は性交渉という意味だった。
…などなど、粟野さんが「物知りおじさん」的に紹介してくれます。
詳しいお話は2回目、3回目で!


ところで皆さん能って見たことありますか?
今回の解説を聞き、背景や予備知識をつけた上で見に行かれるときっと面白いと思います。
今と昔が混ざり合い未来に向かっていく、など独特な考え方のもとにつくられているそうで、
ポイントを抑えた上で体験に行けると、面白く感じられるのではないでしょうか。
では、また次回お会いしましょう!
-----
また皆さんのご意見もお聞かせください。
ご質問、扱う本のリクエストなどがありましたら、こちらまでDMをお寄せください。
https://twitter.com/Tomoki_Awano

---

Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/tomoki-readingtimes/message

19-1「日本人の身体 (安田登さん)」

タイトル
19-1「日本人の身体 (安田登さん)」
Copyright
リリース日

flashback