(1)ああ、開幕戦 隠し球で負けてしもたぁ

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トラ番記者たちが、今年の阪神は去年とは違う―と感じたのは、2月1日から始まった高知・安芸キャンプである。二塁手に抜擢された岡田とショート平田との何時間にも及ぶ「併殺特守」が連日行われた。その気迫は、そばで見ていた記者たちの目をくぎ付けにした。吉田監督と一枝コーチが交代でノックを打ち続け、厳しい声が飛ぶ。「岡田、アカン! アカン! もっとランナーを攻めるんや!」「併殺プレーは一塁ランナーとの〝戦争〟やで。ランナーに攻められたら負けや!」「ランナーの顔にぶつける気持ちで投げてみぃ! ランナーの方が避けよるわ」■「猛虎伝」は阪神タイガースの21年ぶりリーグ優勝(昭和60年)の軌跡を追うドキュメンタリードラマです。甲子園バックスクリーン3連発―感動で身震いしたバース、掛布雅之、岡田彰布。古葉竹識率いる広島との死闘。球団社長が日航ジャンボ機墜落事故で死去するという衝撃…。そしてつかんだ栄冠。「吉田義男監督誕生秘話」から「栄光の瞬間」まで、トラ番記者だった田所龍一の取材の成果を音声ドキュメントとして再構成しました。【出演】 笑福亭羽光、内田健介、相川由里【原作】 猛虎伝―昭和60年『奇跡』の軌跡(産経新聞大阪夕刊連載)【制作】 産経新聞社■笑福亭羽光平成19年4月 笑福亭鶴光に入門。令和2年11月 2020年度NHK新人落語大賞。令和3年5月 真打昇進。特技は漫画原作。■内田健介桐朋学園短期大学演劇専攻科在学中から劇団善人会議(現・扉座)に在籍。初舞台は19 歳。退団後、現代制作舎(現・現代)に25 年間在籍。令和3年1月に退所。現在フリー。テレビドラマ、映画、舞台、CMなどへの出演のほか、NHK―FMのラジオドラマやナレーションなど声の出演も多数。■ 田所龍一昭和31年生まれ。大阪芸大卒。サンケイスポーツに入社し、虎番として昭和60年の阪神日本一などを取材。 産経新聞(大阪)運動部長、京都総局長、中部総局長などを経て編集委員。 「虎番疾風録」のほか、阪急ブレーブスの創立からつづる「勇者の物語」も産経新聞(大阪発行版)に執筆■番組のフォロー、評価をお願いします!※下記文中のリンクが機能しない場合は、各エピソードの概要欄をご利用ください。同文・同リンクを掲載しています。■産経Podcast おすすめの番組『戦後史開封:ゴジラ編』1954年に劇場公開された初代「ゴジラ」。映画のアイデアは、日本を騒然とさせたビキニ環礁の水爆実験から生まれた‥。ゴジラ誕生の舞台裏をラジオドラマ風にお届けするドキュメンタリー番組。・Spotifyで聴く(リンク)・ApplePodcastで聴く(リンク)・Amazon Musicで聴く(リンク)■番組SNSでは最新情報をお届け・X(旧Twitter) ■産経Podcast 公式ウェブサイト・https://sankeipodcast.com/■産経Podcastとは。新聞紙面では伝えきれない情報を、産経新聞社の記者陣が厳選。ニュース解説、ドキュメンタリー、歴史、エンタメ、インタビューなどオリジナル音声コンテンツをお楽しみください。 ■アンケートフォームはこちら(リンク)See omnystudio.com/listener for privacy information.

(1)ああ、開幕戦 隠し球で負けてしもたぁ

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産経Podcast「猛虎伝―昭和60年『奇跡』の軌跡」
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