パッションがオリジナルを超えるノベーション(1182回)

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ウーパーゴールドバーグさん主演の、"天使にラブソングを"は、めちゃくちゃ好きな映画ですが、ついに彼女もプロデュースしているプラードウエイ版ミュージカルが観れて、終始、笑いと号泣とノリノリで、めちゃくちゃ元気をいただきました

"世界の二大劇場街として知られるブロードウェイやウエストエンドでヒットしたミュージカルが他国に輸出される際には、大きく分けて二つの上演形態がある。本国での演出をほぼそのまま踏するレプリカ公演と、脚本と音楽はそのままに、セット・衣裳・振付などをその国独自のものとするオリジナル演出公演だ。"

"そして今回来日するのは、2023年に韓国で結成されたツアーカンパニー。来日キャストによる英語上演でありながら、英米版のレプリカではなく韓国で生まれたオリジナル演出という、珍しい形態での公演だ。"

ここから私はイノベーティブポイントを思いました
1、韓国のEMKによる制作
2、韓国女優ソフィー・キムさんの起用
3、英語上演かつオリジナル演出

プログラムを見るまで、韓国のチームで制作されたものだとは、全く気づきませんでした。それほどまでに、出演者のみなさん全ての方々のゴスペルやソウルの歌唱やダンス、そしてお芝居も、ブロードウェイの本物感溢れてて、衝撃でした

言われて振り返ると、重要な役割で出てこられる内気なシスター・メアリー・ロバートが、とてもアジアンな顔立ちだったなと思い、キャストを見てみると

アジア人として初めてこの役をやられたという、韓国の女優ソフィー・キムさんだということがわかり、更なる衝撃でした。とにかく、他のゴスペルのメンバーとの歌唱で、全く負けていないどころか抜きん出て素晴らしく、何度も泣かせていただきました

気づかなかった理由の一つでもありますが、英語上演でありかつ、確かに何人かアジアンな方もおられたのですが、ほとんどが英語圏の皆様で、さらにソウル、ゴスペルの本格歌唱のできる方々を集められているというところかと思います

さらにどのあたりが独自の演出なのかは、他の公演を観てないのでわからないのですが、コメディであり、スリリングであり、生き方を考えさせてくれたり、最後は会場全体が総立ちになって、全てを忘れさせてくれる、素晴らしいショーでした

そして、ソフィーキムさんのインタビューの言葉が、心に沁みました

"私は、自分自身を固定観念から解き放ち、自分なりの喜びと目標を見つけることが人生で一番大切なことだと借じています。そして、自分が何を借じるのか、声に出すのはとても勇気がいるものです。この物語を通じて、メアリー・ロバートのそんな「成長」を皆さんにお見せしたいですね。"

まさにパッションの源に基づいて、そしてバイアスを超えて自己実現を目指されているイノベーターマインドに溢れる方なんだなともおもいました。

チームメンバーの本物以上に、さらにそれを超えた感動をつたえようとするパッションが、何か伝わってきた気がして、さらに感動してしまいました

パッションがオリジナルを超えるノベーション

そんなことを思いました^ ^

参考:プロードウエイミュージカル"天使にラブソングを〜シスターアクト〜プログラムhttps://theatre-orb.com/lineup/24_sisteract/top.html

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/010ES7XMY1I

パッションがオリジナルを超えるノベーション(1182回)

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