エジプトに手を下されるまことの神(出エジプト記 8章)

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…ファラオの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞かなかった。主が仰せになったとおりである。
(出エジプト記8章15節)

7章から8章にかけて、最初の四つの災いが記されています。ナイル川の水が血に変る災い、蛙、ぶよ、そしてあぶの災いです。神による災いが続く中で、ファラオの心は頑なです。主が言われたとおりでした。同時に神の審判の御業は、エジプトの魔術師たちに追いつけないものとなっていきます。
最初の血の災いの時、魔術師たちも同じことを行ったのを見て、ファラオは頑なになりました。蛙の災いの時には、魔術師たちも同じことを行いましたが、神は、決められた時に蛙を死滅させることで、魔術師たちにはできないことをご自身がなさっておられることを示されました。
さらに、ぶよの災いからは、魔術師たちにはできなくなっています。この時、魔術師はファラオに「これは神の指の働きでございます」と言います。モーセを遣わされた神がまことの神であられることが、こうしてエジプトの魔術師たちにも明らかになっていきます。しかし、それに従ってファラオの心は逆に頑なになります。あぶの災いの時には、エジプトとイスラエルの人びとが住んでいる場所とがはっきり区別されます。
こうして神は、「主とは一体何者なのか」というファラオの問いへの答えを、次第に明らかにしていかれたのです。

【祈り】
主よ、時と共に進む、救いの御業を見る信仰の目を開いてください。

エジプトに手を下されるまことの神(出エジプト記 8章)

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エジプトに手を下されるまことの神(出エジプト記 8章)
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