冒険の書#27:歩行訓練余話

『移動の自由』を手に入れることができたのは、私にとってとても大きな贈り物でした。
自宅から駅へ行く、普段通院している病院へ行けるようになる、楽しみにしている場所に行けること…それらを、人に気を遣いすぎて疲れたり、我慢したり、あきらめたりしなくてもよいとわかったときの喜びは大きいものでした。視覚障害者となってから初めて「大丈夫！私、目が見えなくてもやって行けそう！」という、決心と自信が生まれたのです。感謝です！