【異色編】令和阿房列車で行こう⑦~「北斗」車窓から絶景を拝む

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 内田百閒先生は、昭和25年から30年まで、東北から九州まで列車に乗るだけの旅に幾度も出たが、「阿房列車」が北海道へ乗り入れることは、ついぞなかった。GHQ(連合国軍総司令部)占領下の当時は、民間航空も再開されておらず、青函連絡船が北海道と本州を結ぶ唯一の足だったが、乗りたくなかった。理由はこうだ。 「津軽海峡を渡るのがこわい。なぜこわいかと云うに、この頃日本海には機械水雷がふかりふかり浮流しているようだから、潮の加減で或いは津軽海峡の方へやって来ないとも限らない。(中略)潮流に乗って来た機械水雷の角角を、私の座乗した連絡船が押して、それからどうかなる事を私は好まない」 (「区間阿房列車」) 怖がりの百閒先生が、オーバーに書いたのだろう、と思いこんでいたらさにあらず番組のフォローと高評価をお願いします!Apple Podcastでは皆様のレビューも募集しています。産経新聞社のアンケートフォームもご利用いただけます。→ 産経Podcastの番組改善アンケート

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【異色編】令和阿房列車で行こう⑦~「北斗」車窓から絶景を拝む

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