盲腸手術で140万円、カードの海外旅行保険で大丈夫? 別途加入を

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経電子版マネーのまなびやYouTubeの動画「マッスルマネー 金トレ×筋トレ」に出演している露口一郎です。
今回のテーマは「海外旅行保険」です。新型コロナウイルスが5類に移行して初めての夏休み、海外旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。でも万が一、海外で事故にあったり病気になったりしたら大変です。
海外旅行保険でも、クレジットカードに付帯しているものは保険料がかかりません。旅行のたびに加入する必要もなく便利です。このためREINAさんも「(これまで)海外旅行ではほとんど保険に入ってこなかった」と言います。しかし、ファイナンシャルプランナーなど専門家は保険に別途加入することを勧めています。なぜなのでしょうか。
大きな理由はカードに付帯する保険では補償が足りないことです。死亡や後遺障害の補償は多額のことが多いのですが、身近な携行品損害や病気・ケガの治療費の補償は、年会費が高いゴールドカードでも十分とはいえません。一方海外での治療費は高額で、アメリカの場合、急性虫垂炎の手術で1万ドル(約140万円)以上請求された例もあったようです。カードの付帯保険を過信せず、個別での加入を検討したほうがいいでしょう。解説を聞いて、REINAさんも「今後はなるべく保険に入るようにしたい」と納得していました。
番組後半の人気コーナー「REINAのFunny Japan」は、飲食店で食べ残しを持ち帰る「ドギーバッグ」がテーマでした。アメリカの飲食店で食事を頼むと量の多さにびっくりする人もいるでしょう。持ち帰りは当たり前で、特に女性には翌日のランチまで考えて注文する人も多いそうです。
一方、日本では食べ残しはマナー違反とみなされ、食品衛生の観点からもドギーバッグのような持ち帰りサービスがある店舗は少数派です。REINAさんは「持ち帰りという選択肢があれば、フードロスの削減にも貢献できますよね」と話していました。
なお今回の「海外旅行保険」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。
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