勝ち組投資家の特色とは 調査で分かった「勝ち方にも2パターン」

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。
今回のテーマは「投資の勝ち組の特色」です。今年はロシアのウクライナ侵攻や世界的なインフレなどで不確実性が高まり、株式市場では波乱の展開が続いています。そうした中、「日経マネー」が4~5月に実施した「個人投資家調査」では意外な結果が出ました。波乱相場で損失を被っている投資家が大半との予想を覆し、有効回答1万3572人の42.3%が「今年1~3月にプラスの成績をあげた」ことが判明したのです。波乱相場を乗り越えた勝ち組投資家たちの勝因は何だったのでしょうか。
調査結果は日経マネー8月号の巻頭特集「勝ち組投資家大研究」で詳しく紹介しています。この特集では2019~21年の3年間と今年1~3月にずっと運用成績がプラスだった「4連勝」の回答者に着目し、共通点を探りました。その結果、大きく2つの勝ちパターンが浮かび上がりました。まずは国際分散投資をしていること、積み立て投資をしていることです。投資の王道ともいえる方法です。
しかし、4連勝の回答者の中から「生涯の運用成績が10倍以上の人」だけを抽出すると、上記とは全く異なる投資法を実践していることが分かりました。その答えはズバリ「個別株投資」。同じ勝ち組投資家でも両者はそれぞれ違ったアプローチで成功していたわけです。では、大勝ちを狙って誰もが「生涯10倍」の投資家と同じ方法を取るべきなのでしょうか? その答えは番組の中で……。
後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「社会人の部活動」です。大学時代にプレーしていたアメリカンフットボールからくら替えして、社会人になってからテニスを始めたという中野目編集長。テニス好きが高じて、30代の頃に勤務先の日経BPでテニス部を立ち上げ、東京都の実業団リーグの団体戦に参戦していたそうです。日本では会社の対抗戦は、スポーツに限らず囲碁や将棋などの頭脳戦でも行われています。
REINAさんはこうした日本企業内の部活動の存在に驚き、「現在アメリカにいる友人たちにも聞いてみましたが、こういう話は聞いたことがないそうです」と言います。一方で、REINAさんが挙げたのがERGs(Employee Resource Group、従業員リソースグループ)と呼ばれるアメリカならではのビジネスパーソンの活動です。そこから日本とアメリカのビジネスパーソンの課外活動の違いに話は広がりました。

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