債券投資は株式より安定的 でも一部にはリスクの高い商品も

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の宮田佳幸・マネーのまなび面編集長です。
今回のテーマは「債券投資」です。「債券」は株式と並ぶ主要な投資対象ですが、国債や社債などいろいろな種類があります。債券投資にはどんな特徴があり、どんな点に注意すべきなのでしょうか。
債券は満期までの期間が決まっていて、満期になると元本が払い戻され、多くの場合は定期的に利子ももらえます。最も代表的な債券である国債の場合、債券市場で取引されていて、需要と供給の関係によって価格も変動します。このとき、国債の価格の上下と、金利の上下の関係は逆になります。ここが債券投資で重要なポイントです。
一般的には、国債の価格変動は株価の変動よりも小さく、国債は株式よりも低リスクといえます。また、国債と株式は異なる値動きをすることも多いため、国債と株式の両方に投資することで金融資産全体のリスクを下げ、効率よく利益を得ることができます。
ただし、すべての債券が低リスクとは必ずしもいえません。外国債券の場合は為替変動リスクがあります。また、ここ数年、証券会社や銀行が積極的に販売してきた「仕組み債」はコストとリスクがかなり大きいので注意が必要です。仕組み債はオプション取引などの金融派生商品(デリバティブ)を使い、複雑な仕組みを作ることで高い利回りを設定していますが、場合によっては元本を大幅に下回る金額しか戻ってこないこともあるのです。
後半の人気コーナー「American Money Life」では、「ラジオ」についてアメリカ生活が長いREINAさんに聞きました。REINAさんは16歳のときからクルマを運転していて、クルマの中ではいつもラジオを聞いていたそうです。「ラジオは人種や年齢を問わず、今でもアメリカでナンバーワンのメディア」とREINAさん。宮田は中学・高校時代に在日米軍向けのラジオ放送「FEN」(現在のAFN)で「ウルフマン・ジャック・ショー」という番組を聞き、洋楽ロックの曲がかかるのを楽しみにしていた、と思い出を語りました。

債券投資は株式より安定的 でも一部にはリスクの高い商品も

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