マンション選びは「管理」が重要 どこをチェックすればいい?

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネー報道グループの宮田佳幸です。
今回のテーマは「マンションは管理を買え」です。マンションはきちんと管理されているかどうか、修繕工事を計画的に実施しているかどうかで、将来の資産価値や住み心地が大きく変わります。そのため「管理を買え」とよく言われるわけです。ではどこをチェックすればいいのでしょうか。
マンションの管理体制の良しあしを判断する材料の一つとなりそうなのが、2022年4月から始まった「管理計画認定制度」です。国土交通省が作った制度で、管理計画が一定の基準を満たしているマンションを地方自治体が認定する仕組みです。
実際に認定を受けたマンションはまだ少ないのが実情ですが、この制度を参考にして、買いたい中古マンションの管理状況を調べることは可能でしょう。将来の修繕工事の計画と費用を記載している「長期修繕計画書」も要チェックです。
新築マンションの場合も、販売時に分譲業者が「管理規約案」や「長期修繕計画書」を作成します。それらが管理計画認定制度の基準に合致しているかどうかは調べておいた方がよいかもしれません。
番組後半のコーナー「REINAのFunny Japan」では、「養子」について語り合いました。日本では成人の男性を養子に迎えることが多いのですが、アメリカでは親がいないなど恵まれない子どもを養子にするのが一般的なので、REINAさんには不思議に思えるようです。
宮田は「日本ではまだ家父長制的な文化が残っているために、家を継がせるという目的で男性を養子に取ったり、娘の結婚相手を婿養子にしたりするのかも」と説明。さらに「実は、日本では『相続税の節税』を目的として孫を養子にすることも多い」と紹介すると、REINAさんは「アメリカとはちょっと感覚が違いますね!」と驚いた様子でした。
なお今回の「マンションの価値を守るポイント」について、さらに詳しく知りたい方はこちらの日経電子版の関連記事もお読みください。
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