「億り人」の素顔とは 平均52歳で趣味は投資、FIREはしない

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス副編集長の藤田剛です。
今回のテーマは「億り人の素顔」です。日経ヴェリタスは1億円を超える金融資産を持つ500人の億り人、500人の一般個人投資家の計1000人にアンケート調査を実施しました。その結果から明らかになった億り人の生活や投資手法について解説します。
今回調査した500人の億り人の平均年齢は52歳。REINAさんは意外に若いことにびっくりし、同じ年齢の藤田は自分の預金通帳を見てガックリ。
その億り人で、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した人は12%にとどまります。たとえ達成できても、仕事を続けながら投資で資産を増やすというのが主流です。生活費は67%が「月30万円未満」で、多くは質素倹約を旨としているようです。そして46%が「趣味は投資」と回答したことに、REINAさんは「投資はお金もうけの手段ではなく、生きがいなんですね」と感心していました。
億り人のポートフォリオで目立つ特徴は、現預金の少なさ。全体の31%で、一般の52%を大きく下回ります。株価は不安定な動きを続けていますが、「ノーリスク・ノーリターン」の現預金に逃げ込まず、リスク資産への投資を積極化しています。特に目立つのが海外資産で、アメリカ株、海外債券・REIT、外貨預金などに幅広く資金を振り向けています。円安の波に乗って資産を増やす億り人に、REINAさんは「やっぱり投資は大事ですね」と意を新たにしていました。
番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、キャッシュレス決済を取り上げました。アメリカではクレジットカードが中心で、スマートフォン決済は日本ほど広がっていないそうです。もっとも、スマホ決済のメリットの一つである「ポイ活(ポイント活動)」にはREINAさんも興味津々。古本を売って得たポイントを使って、スーパーで食料品を買う藤田の話に聞き入っていました。

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