「保険は四角」の生かし方 保険に入った方がいい人、不要な人とは

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日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の大賀智子デスクです。
今回のテーマは「保険は四角の生かし方」です。よく「預金は三角、保険は四角」と言われますが、なぜそうした形になるのか考えると、生命保険の役割や活用法が見えてきます。
預金では、使える金額は基本的に残高が上限となるため、少しずつお金をためると最初のうちは引き出せる金額があまりなく、右肩上がりの「三角」の形で使える額が増えていきます。一方、保険は加入してすぐでも、死亡や入院といった万一の時に契約した保険金を全額受け取れ、もらえる金額は契約終了まで変わりません。契約で決めた保険金が最初から最後まで変わらない「四角」の形です。この特徴を生かして備えを考えると、例えば貯蓄が少ない若者が万一の際の医療費を賄うために医療保険に加入するといった活用法が一案となります。逆に貯蓄が十分あるなど、保険があまり必要ない人もいます。
新型コロナウイルス感染が拡大する中で、民間の医療保険の入院給付金が話題になりました。コロナ感染の場合は自宅や宿泊施設で療養する人も「入院」とみなして保険各社は入院給付金を特別に支払っていましたが、受け取る人が増えすぎたことが業績を圧迫してしまい、9月下旬からは方針を変更して給付金の支払い条件を厳しくしました。コロナ下で「保険とは何か」考えさせられる事態でした。番組では保険と保険会社の役割を考えながら、自分に合った保険選びのヒントを探っていきます。
番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「アメリカでのアートの楽しみ方」についてREINAさんに聞きました。日本では絵画などアート作品というと高尚で身近ではないイメージもありますが、アメリカではカフェなどで気軽に気に入った作品を購入し、自宅に飾って楽しんでいるそうです。手が届くアートを購入できる機会が多いほか、美術館でも気軽に訪れやすいイベントが開催され、ふらりと立ち寄って様々な楽しみ方ができるとのこと。REINAさんはポップな雰囲気のアート作品をカフェで購入して部屋に飾っているそうで、生活の中で、アートは身近な存在のようです。

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