#153 実家の父のこと 前編

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今年の12月で90歳になる実家の父親はひとり暮らし
そんな父から一本の電話
長い1日となった11月のある日の話
このお話は次回にも続きます
いつもどおりにゆる~く、ちょっぴりまじめにおしゃべりします!
※2022年11月23日の録音
(フクダクニヒロ、イイジマミツオ、カツワタマサユキ)

フクダ「父のことです。大阪の実家でひとりで住んでるんですけど、この12月で90歳になるおじいさんなんで、今までもひとりにしておくのはまずいなぁと思いつつも遠くて、しかもボクはひとりっ子なので、面倒を見るのはボクのはずなんだけど、ほったらかしにしてたっていうのがありました」

イイジマ「東京に来ちゃってるからね」

フクダ「で、11月15日の午前中11時くらいに携帯電話がなりまして、見たら父「めずらしい、こんな時間に」って思ったんですけでど、取ったら、息も絶え絶えに「ハァハァ」言いながら「クニさん、助けて」実際には何を言ってるかが状況で、これはマズいなと「ちょっと待って一回切るから」って言って、大阪に父の弟夫婦が住んでるんで、とりあえずおばさんに電話して「今こんな電話がかかってきたけど」って言ったら「ちょうど今おじさんが向かってる」と言うので、仕事をその日の分は引き継いで、急いで新幹線に乗り、大阪(の実家)に着いたのはすでに7時くらいかな、夜のね。実家に着いたんですけど家に誰もいなくて、おばさんにもう一回電話したら、近所のかかりつけのお医者さん、いわゆる町医者のところにいると。行ったら、酸素マスク付けて、ハァハァ言ってる父親がおったんで、お医者さんが言うには「救急を今呼んだとこです」5分くらい経ったら、救急の人が来てすぐ「救急車に乗ってください」で乗ったらば、アレすぐに動くんかなと思ったら、動かないですよね」

イイジマ「救急車ってね」

フクダ「受け入れ先がないと動かないんで「今どこそこの病院に掛け合ってます」次また「どこそこの病院に掛け合ってます」って、なかなか出発しない。その間も横になってる父親に救急隊員さんが3人おったんですけど、その中でいちばん若い方がずっと声をかけて、ボクに「息子さんですか、いつからこうですか?」「ボクも詳しくわからないんです」とか言いながら「どういうお薬飲んではりますか?」「それもよくわかりません」わかれへんかったら本人に聞くしかないから、ハァハァ言うてる父親に「いつからこうですか?」みたいな、ことばになれへんけど、よう聞いて耳傾けながら、なんとなくわかってきたのが、どうも前の日の晩くらいからもうおかしかった。この2、3日モノも食ってなかった。っていうような状況で、多分15分くらいかな「受け入れ先が決まりましたので」って、病院に向かって、ピーポーピーポー走り出して、救急の入口から入って「息子さんはここで待っててください」って、父親はバァーって入って行って、待合いでずぅっと。それが8時くらいかな。救急やから、他にも人おるんですけど、ひとり減りふたり減りなって、最後ひとりになって「フクダさんどうぞ、中にお入りください」って先生の前に座ったのがもう10時くらいかな。2時間くらい待ってと思いますけど、検査の結果が出て「肺炎でした」と」

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