#146 犬猿キジでは鬼に勝てない

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鬼退治といえば、桃太郎の他に一寸法師の話も有名です。
お姫様のもとに仕える家来たちが鬼に怖気付く中、勇敢に立ち向かった一寸法師。体の小ささゆえ一寸法師を甘くみていた鬼は、その体をひょいとつまんであっけなく食べてしまいます。ところが、一寸法師は腰に携えた針の刀で鬼の腹をつつき、鬼をまんまとこらしめてしまいます。
この話からは、人は姿かたちではなく行いこそ大切なのだ、という教訓が読み取れますね。
それはそうと、一寸法師はなぜ食べられてもなお、鬼の体の中で反撃ができたのでしょうか。常識的な嚥下能力では、体長約3cmの一寸法師を噛まずに飲み込むのは、いくら鬼でも辛いはずです。おそらく、鬼は一寸法師を噛まずに飲み込んだのでしょう。
この話で一寸法師の勇敢さが称えられるのは分かりますが、むしろ咀嚼を怠ってこらしめられた鬼から学ぶべきものがあるのではないでしょうか。
みなさん、食事の際は最低30回は噛んで飲み込みましょうね。
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