#123 ウミガメのスープを作ってみた。

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古くは縄文時代から食べられていたフグ。当たると死んでしまうことから、江戸時代は「鉄砲」と呼ばれていました。
フグにとって毒は身を守る鎧。ところが意外にも、フグはもともと生まれてきたときは毒をもっていないんです。海のそこら中にいる海洋細菌をヒトデや貝が食べて、それをフグが食べて…。体の中で小さな毒を濃縮して強くする「生物濃縮」によって作られるのが、フグの毒なんです。
このことに気づいた研究者たちは、試行錯誤を重ね、毒のないフグを養殖で作ることに成功しました。ただし、一つ問題点があったのです。
フグは毒がないと不安になったり、一説には毒を取り入れようとして、周りのフグに噛み付いたり、暴れることがあるそうです。そのため、養殖のフグは周りを噛まないように歯を切られます。
人間も少々毒っ気がある方がいいのかもしれませんね。
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