アニメ『東のエデン』モラトリアムを引きずり、王子様を求める大人が増加した現代に贈りたい

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・アニメ『東のエデン』より、青春と大人の間で悩むモラトリアムについて
・女性社長(白鳥・D・黒羽)である強い女性が、恋愛や男性を立てることで掬いとして描かれるのは2023年には違和感だよね、2009年は当たり前だったのかもしれないけど、時代の流れって面白い
・アニメ『リコリス・リコイル』より、見る手の性別によって、強い女性の意味が変わる(求められて消費される/自己を確立してしているか)

※ネタバレ要素もあるので、苦手な方はお気をつけください

東のエデン、2009年に放送されたんですね。時代って早すぎる。

東のエデンは、誰かと言う名の滝沢 朗が救ってくれるので幸せで羨ましいですね、私も王子様来てほしいよ。主人公の滝沢は「この国は頭がいい人はいっぱいいて、損な役回りをするやつはいないんだ」と全てを被ろうとする救世主。彼のような存在を我々はずっと追いかけて追い求めていて、彼という幻想を追いかけている姿は、だんだん嘘で存在しないものだと気がつき、絶対にあり得ないのに滑稽だなと我に振り返った時に思う。そうした瞬間が、令和のいまでは大人になる証拠なのだろうと思う。

ノブレス・オブリージュ、今後も幻想な救世主たらんことを。


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アニメ『東のエデン』モラトリアムを引きずり、王子様を求める大人が増加した現代に贈りたい

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