273.達成感

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達成感を持続させるための秘訣はあるのか?吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマご案内します。今日のテーマは、自分の達成感が続かないと感じています。達成感を持続させるための秘訣はありますか?の質問に答えていただきたいと思います。

吉村:なるほどですね。これは面白いですよね。そもそも達成感って持続するものなのだろうかっていうところが、僕はやや疑問があるんですよね。

三上:達成感持続したら疲れちゃいそうだけど(笑)

吉村:達成感っていうのは、何か達成したときに達成感があるわけですけど、この達成感がずっと持続してたら、次の何かをやろうって氣にならなくなっちゃうと思うんですよ。

三上:達成感が感じられなさそうですよね。

吉村:結局何かやって達成感ありましたってなって、その後にまた何かやって達成感っていったら、前の達成感が残ってたら、そこにまた次の達成感が乗っかって、どんどん達成感が増加していくっていう感じになっちゃうのかなみたいな話ですよね。だから多分別に達成感に限らず、どんな感情でも出てきて、あとは時間が経つと流れて消えていくものだと思うんですよ。

三上:うんうんうん、そうですね。

吉村:なので、達成感を持続っていう話は、多分この質問者の方はそういう意味合いで言ってるんじゃないんじゃないかなと思ってまして。

三上:うんうん。

吉村:達成感が持続するとしたら、何かを達成したときに達成感Aが得られました。この達成感Aが持続している間に、次の何かをやったことで新たな達成感が得られたんで、達成感Bがそこに出てきましたってなったら、この前の達成感Aに達成感Bがプラスされて、どんどん達成感が倍増していくみたいな感じになっちゃったら、すごいとんでもない感情の渦の中にその人はずっと居続けることになってしまうんじゃないかなって思うんですよね。

多分それはありえない話なんで、実際には多分達成に限らず、どんな感情でも何かあったときに感情が反応として出てくるじゃないですか。そうしたら、それって時間とともに反応は流れて消えてくるんですよ。なので、感情っていうのは結局、自分の今の状態を教えてくれてる信号っていうのかな、サインであって、それをずっと持ち続けようっていうことは、多分理屈上無理なんだと思うんですよね。

三上:うん。

吉村:なので、この質問者の人が本当に求めてるものっていうのはそこじゃないんですけど、多分この方が達成感とか感情とはどういうものなのかっていうそこの認知がずれているために、その達成感を持ち続けなきゃいけないって思っちゃってると思うんですね。

三上:なるほど。

吉村:実際には多分、何かを成し遂げました、達成感が得られましたっていうこれを繰り返していくと、何が積み上がっていくかっていうと、多分その人の経験による自信ですよね。

経験値を積んでいくことで、何かそういう色んな状況に対処できるような自分のスキルだったりとか、そういう能力のレベルを上げていくっていうことと、それによって自分がこれだけのことを今まで成し遂げてきたから、今後こういうのが来ても大丈夫だろうっていう自信があるっていう、本当にこの人が求めているものは、多分自分の自信が積み上がっていくことっていうことなんじゃないかと思うんですね。

三上:うんうんうん。

吉村:だけど、結構この達成感というか感情ってわかりやすいから、感情で物事をみんな尺度を測って、その感情をモチベーションにしたりとか、感情を原動力で全部やろうとしていることが多い人が結構いるんじゃないかなっていうところなんですね。

感情っていうのは本当に今自分はこういう状態ですよってことを教えてくれてるだけなんで、その感情を求めて何かをやるってなると、その感情っていうのも結局、例えば何かおいしいものを食べて感動したっていうことがあったとしても、それ初めて食べたときの感動って、多分2度目、3度目と同じものを食べたときにはもうその感動はないわけじゃないですか。同じレベルでは出てこないですよね。

三上:出てこない。

吉村:っていうことは、感情ってだんだん同じ経験してると、同じだけの感情は出てこなくなるんですよ。

三上:確かに。

吉村:だけど、同じボルテージの感情を求めるってなると、より大きな刺激が必要になっちゃうんですよね。で、どういう人たちと同じことが起きてるかっていうとですね、これは薬物依存の人たちとかギャンブル依存の人たちとか、恋愛中毒、セックス依存みたいな人たちも、全部一緒ですよ。

結局その感情で自分が得てるものを計ろうとしてるから、だから感情っていうのは結局同じ刺激だと同じだけの感情は得られなくなるんで、そうするともっともっともっともっとになってっちゃうんですよね。

三上:分かりやすい。

吉村:なので、そこは感情で捉えないほうがいいんですよね。

三上:感情で捉えないと感情ではなく、どういうふうな捉え方として?

吉村:感情っていうのは、肉体が感じてる刺激に対する反応って意味合いで僕は言ったんですけど、だからそういう意味では実は僕たちは肉体が僕たちの本体ではなくて、魂が肉体っていう乗り物に乗っかって生きてるのが人間なんですよ。

そうすると魂が喜ぶことっていうことができてるときに、魂が喜んでますよっていうサインが出てくるんですよ。これも感情と言えなくもないんですけど、その肉体が刺激に対して反応してる感情とは別の、魂が喜んでるときの感情というのは実はあるんですね。

これはもう本当に、なかなか言葉で説明するのは難しいものではあるんですよ。これはそれこそだから、宇宙人のバシャールとかはワクワクっていう言葉で表現してるんですけど、でもこのワクワクっていう言葉でこれを片付けちゃっていいんだろうかっていうのは僕の中で若干あるんですよね。

っていうのが、魂が喜んでいるときの感覚って、なんかそういう高揚感みたいなものだけじゃなくて、じんわり染み入るような幸福感みたいなものもあるんですよ。

だから、それがちょっと恍惚っとした感じで現れるケースもあれば、高揚するようなワクワクする感じで現れる時もあるんですけど、この感覚は結構実は持続するんですよね。

っていうのが、何かがあったことでの反応として出てきてるんじゃなくて、自分が今魂が喜んでる状態、そういうルートに乗ってますよってことを教えてくれてるんで、そうすると何かがあった、それに対する反応じゃなくて、今私はこういう状態であるっていうことに対しての、「はい、今いいルートに乗ってますよ」ってことを持続的に教えてくれるんですよ。だから魂から来るサインっていうのはこれ持続するんですね。

三上:なるほど。ちょっと上がるっていう言い方変ですけど、また見え方もそうなると色んなものが変わってくるって感じですね。

吉村:そうなんですよ。だから一つの点で起こったことに対する反応じゃなくて、今私はこういう状態であるっていう、だからプロセスそのものに対して魂は、「今いいプロセスの中にいるよ」ってことを魂は教えてくれるんですよ。

でも肉体の持ってる感情の反応っていうのは、その「点」で起きてることに対する反応がボンって出てくるわけですよ。これがだからエネルギーがちゃんと流れてれば、ボンって出てきてもスーって消えていくんですね。流れて消えていくんですけど、でもこのエネルギーの流れが悪くなっている人たちもいるんですよ、滞っていくと。

そうすると、このネガティブな感情ほどそういうところで蓄積されてっちゃうんですよ。流れて消えていかなくて、蓄積されていくんですね。そうすると、恨みつらみみたいな感じの感情っていうのはずっとどんどん増えていっちゃうんですよね。

これは結局、例えば「あいつのせいで」みたいなのがあると、その人のことを考える度に、それを反すうして「あいつのせいで、あいつ許せん、いつかギャフンと言わせてやる」みたいなのとかがどんどん出てきて、それがずっと積み上がっていっちゃうんですよね。

これはエネルギーの流れが正常な人だったら「ああ、なんか嫌な思いしたな」って思ったとしても、その時は嫌な感情が出てきても、その人の顔見てない間にすっと消えていくみたいな感じなんですけど。

ここでもまず流れが悪くなっているっていうのが一つあるのと、あとは感情だったりとか捉え方にずれがあるっていうことで、結局誰かとの関係性で自分がイラッとしたとかっていう時に、人はあいつにイラッとさせられたって思いがちなんですけど、でも実際はそんなことはないんですよ。

その人の何かに対して自分の中で反応してるものがあるから、その感情が出てるわけで、ここの感情の出どころの認知がずれてる...

273.達成感

タイトル
170.五月病
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