新たな挑戦を応援するノベーション(1097回)
同志社大学教授の太田肇 さんの著作より、以下の調査について考えさせられました
"松山一紀が二〇一六年に全国の「上司がいる部下」一〇〇〇人(二二~六○歳、平均年齢三九・二歳)を対象として行った調査では、
「この会社でずっと働きたい」という回答は二五・四%にとどまるいっぽう、「変わりたいと思うことはあるが、このまま続けることになろう」という回答は四〇・五%に達した。
要するに日本企業の社員は大半が、積極的にいまの会社で、いまのような働き方を続けたいと思っているわけではないのだ。"
ここから私は思いました
1、変わりにくい環境
→リスクヘッジの仕組み
2、価値創出の力
→自ら課題を発見し解決へ導くスキル
3、パッションの源
→モチベーションの導火線
この結果は、僕自身が体験してきたことともとても共感できます。独立を決める決断をするまでに一年間めちゃくちゃ悩みました
一旦、レールから外れると2度と戻って来れないのではないか、うまくいかなかった時には自己破産を考える必要があるかも、制度的にもずっと保証があるわけではない
そんな中で、独立を決められたのは、何人かの方が応援すると、言って頂けたからでした。これは自分的には、リスクヘッジになった事があります
たまたま私はそういう環境に恵まれたおかげですが、そういう挑戦をしたい方には、そんな仕掛けづくりがきっと必要だと思い、何度でも挑戦できる世界を目指して、今、SEE(Startups Emergence Ecosystem)を立ち上げてる経緯もあります
また、自分自身が果たしてやっていけるのか?というスキル面での不安というのもある気がします
僕の場合は、たまたま新規ビジネス企画やコンサルティングを経験させて頂いていたので、そのやり方や勘所は、随分実地で経験させて頂いたというのがありました
それでも、常に最新の状況は抑えなければならないので、このYoutubeも実は毎日発信するために、新しいネタを常に仕入れることを、ルーチンとして強制的にやることで、何とかキャッチアップしていきたいと思ってやってます
それでも、最後は、自らが人生を賭けてまでやりたいかのかどうか、というモチベーションにかかってくるのかなとも、思います
どうしても普段のやる事が忙しすぎて、自分自身が本当にこの人生賭けてやりたいことって何だっけ?と考える時間さえない、ということも多い気がします
僕の場合は、31年間大きな組織で働くことを経験させて頂いて、やってきた中で、自分がワクワクしてやって来れたことと、そうではなかったことを考えた時に
ワクワクしてやってたことの方が、心も体にも全然良い結果を出せたし、残りの少なくなってきた人生を、せっかくなら、そっち側に全振りしてみることも体験して死にたいなあと思ったということがあった気がします
この一度、今の自分のパッションの源に目を向けるということを、一年かけてできた事が、とても良かったなあと今になって思います
何か、自分のパッションの源の導火線に火がつくことがもしあったら、それを大事にして、少しだけでも考えてみる、という事が大切な気がしました
リスクヘッジの仕組み、自らのスキル、モチベーションの導火線、これらが自分自身としても納得いく形ができれば、新たな挑戦もできるのではないか
僕は、それをサポートできるようなそんな仕組みづくりもできたらいいなあ
全世界一世帯あたり一法人化
新たな挑戦を応援するノベーション
そんなことを考えました
そんな話をしています^ ^
参考:本:「自営型」で働く時代 ─ジョブ型雇用はもう古い!─ 2023年10月31日 電子書籍版発行 著者 太田肇 発行所 株式会社プレジデント社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/OvavYIZzhOM
新たな挑戦を応援するノベーション(1097回)