捻くれていても嫌味にならないノベーション(1129回)

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世界的な建築家である隈研吾さんのインタビューに震えました

曰く
"自分の好きなものがなんかはっきりしてるってことが、僕は建築家にとって大事だと思うわけよ。

しかも、みんなが好きだなと思うものと違うもので
これは俺だけがわかるってものがちゃんと見える人

やっぱり次の時代を切り開く人ってのは、今かっこいいと思ってるものを、あれ、なんかみんないいって言ってるけどダサいじゃんあれ

っていう風に感じられる人間が、僕は次の時代を切り開いていくと思ってるから

僕ってやっぱそういう、捻くれたところが昔からあったわけよ、で尚且つそれが嫌味じゃないっていうところが

イノベーターってのは、だいたい嫌味なことが多いからさ、捻くれた奴の周りには誰も人がよりつかなったりするわけじゃん

でも、捻くれていても嫌味じゃないと、自分のひねくれの周りにいろんな人がついてきてくれて、こういう風なその事務所になってるわけで

まあ建築家に向いてると言えばそういう部分だったかなと思いますね"

ここから私は思いました
1、大好きパッション
2、個性派パッション
3、捻くれていても嫌味じゃないから仲間が集う

独創的で世界的な建築をされている大好きな隈研吾さんですが、私は東京の表参道にある台湾ケーキのお店の建築が、めちゃくちゃ好きです

自然と協調する意思が溢れていて、木々が暖かく人を包んでくれるような、ずっと中に暖かくぬくぬくしていたいようなそんなことを感じてます

そんな隈さんからの言葉がめちゃくちゃ沁みました

まずは、大好きパッションから始まってるんだなと、好きなものがはっきりわかってることが、第一声として言われてることに、納得してしまいました

とはいえ、それがなかなか難しいのは、それを自分軸と仕事軸の真ん中に位置付けて、そこを仕事として創発しないと、なかなかそれで生きていくということがなかなか難しかったりするのですが

そこでさらに炸裂してるのが、個性派パッションなのだなということがよくわかりました。しかも、これは、心の底から他の今あるものがダサく感じているということが重要なんだよなぁとも思いました

これは仕事で言えば、差別化とか競合ポジショニングみたいなことになると思うのですが、小手先ではない、心のパッションの源から、人とは違うものがいいと思えるか?というところに鍵があるなあと思いました

逆に言えば、それをパッションの源に発見できたら、自分軸と他人軸の真ん中を創発した、仕事にできるということなのかもしれないと思いました

ただ、このパッションの源だけだと、隈さんのいうところの、捻くれ者に、なっちゃうかもしれない
いわゆる自己満足で終わっちゃうパターンだと思うのですが

そこで、仲間を連れて行くことのできる、嫌味じゃない、という表現が秀逸だと思いました。つまり、捻くれ者なんだけど嫌味じゃないからこそ、仲間がついてきてくれる

仲間がついてきてくれたら、それは独りよがりではなく、みんなが喜んでもらえる大義に結びつけることができるようになる

それで、まさに、イノベーター3つのフレームである、パッション、仲間、大義が揃うことになってるなあと、つくづく思いました

こここらわかったことは、

イノベーターは、パッションの源をわかってること
そして、捻くれ者でも、嫌味じゃな良ことが重要で、仲間と大義を連れてきてくれる

捻くれ者でも嫌味じゃないノベーション

これがイノベーターの鍵なのだなあと、教えて頂けました

そんな話をしています^ ^

参考:MBS 毎日放送 情熱大陸 2024/5/11  建築家vol3000 隈研吾 一緒に彷徨おう、僕も迷っているから ひねくれ者の巨匠が描く、ひとの未来https://www.mbs.jp/jounetsu/2024/05_12.shtml

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/yM6AmTOA3Mc

捻くれていても嫌味にならないノベーション(1129回)

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捻くれていても嫌味にならないノベーション(1129回)
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