仲間がいるから大義ノベーション(1087回)
稲盛和夫さんが、京セラ創業3年目にして、経営理念を創られたのは、数名の社員からの団体交渉がきっかけだったとのことに、感銘を受けました
"私の才能と努力と技術で持って、京セラを作っていったわけですから、ともすると、天狗になって自分のために経営していたかもしれません。
けれども、そういう従業員に出会ったために、「全従業員の物心、両面の幸福を追求すると、同時に、人類、社会の進歩発展に貢献する」と言う経営理念を思いつき、それに基づいて会社経営をしていこうと思ったんです。"
ここから私は思いました
1、パッション
私の才能と努力と技術で持って、京セラを作っていった。成長パッション
2、大義
「全従業員の物心、両面の幸福を追求すると、同時に、人類、社会の進歩発展に貢献する」
3、仲間
着いてきてくれた従業員
稲盛さんが、松風工業に入られて、次々と同期が辞めていく中、踏ん張られてファインセラミックを開発され、さらにそこを辞められて京セラを創業された物語からは
私は、とてつもない成長パッションと脱出パッションを感じました
創業後の3年目の25歳の際には、素晴らしい経営理念を創られていたというとにも驚いたのですが
そのきっかけになったのが、従業員からの団体交渉があったということを伺い
その時に、仲間の存在を意識されることになって、そして、自らのパッションだけではなく、仲間を意識した大義が作られたのかと思うと
この従業員としての仲間の存在も大きかったのだなと思いました
もともとが、利他パッションの強いお方であったのかとも思いますが、それがきっかけに理念ができたことを思うと
仲間がいたから大義が生まれて、その後の稲盛さん哲学のもとになっていったのかと
稲盛さん哲学のきっかけに触れられた気がして、とても感動でした
仲間があるから大義が生まれ、イノベーションが加速する
仲間がいるから大義ノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:本:一生学べる仕事力大全 監:藤尾秀昭 発行:致知出版社 令和5年12月25日
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/ZFnTKPF4c9o
仲間がいるから大義ノベーション(1087回)