長距離走で、なぜ「腱」を使う必要があるのか?
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長距離走のパフォーマンスを高める、つまり長い距離をいかに速く走るか?に最も重要なのは「エネルギーマネジメント」という視点を持つことです。
長距離走のパフォーマンスの70%は、最大酸素摂取量(VO2max)、乳酸製作業閾値(LT)、走の経済性(ランニングエコノミー)の3つの要素で説明できる、と言われています。
これらの要素は全て「エネルギーをいかに作り出すか?」と、「エネルギーをいかに節約するか?」の指標。
5000m、10000mなどのトラック種目はもちろん、フルマラソン、100km以上のウルトラマラソン、トレイルランニングなどの種目においてもそうだし、なんなら100m走みたいな短距離走だって、エネルギーマネジメントのスポーツといえるわけですね。
「エネルギーをいかに作り出すか?」と「エネルギーをいかに節約するか?」この視点で、日頃のトレーニングを計画・実行・評価したり、あるいは食事なども考えていく必要があります。
そこで、今日お話しする、長距離走で、なぜ「腱」を使う必要があるのか?という理解が重要になるわけです。なぜなら…
長距離走で、なぜ「腱」を使う必要があるのか?