#24 Black Lives Matter運動に見るコーヒーの構造問題~コーヒーは黒人から盗んだもの?~

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2020年5月25日、米国・ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイド氏が3人の警官によって殺害された事件は記憶に新しいと思います。重要ではないもの(lives don’t matter)として扱われてきた黒人の方の命も重要なんだというメッセージを訴えるBlack Lives Matter(BLM)運動が全米のみらず日本でも盛り上がりました。
この問題、白人の方々の責任なんでしょうか?
そもそもコーヒーと人種差別問題とは根深い繋がりがあります。奴隷制に始まり、ニューヨークの先物取引市場で決まる国際相場、黒人の方の少ないコーヒー消費量、全て見逃せない事実です。アメリカから遠く離れた日本にいるからといって、このような事実に目をそむけていいのでしょうか。コーヒーが生活に不可欠なコーヒーラバーであるのなら、無関心でいることは罪だとも思います。
是非明日からの行動に繋げてもらえれば幸いです。
僕達としても至らない発言・認識があるかと存じますので、気になった点はご教示いただけますと幸いです。ご感想・ご質問は是非 coffeeradiojp@gmail.com までお寄せ下さい。Twitter、Instagram でもお待ちしております!
【概要】
- コーヒーと人種差別問題の根深い繋がり
- 誰かの責任とは片付けられない業界の構造問題
- コーヒーラバーが明日からできる行動とは?
【参考】
☕Addressing Anti-Blackness in Speciality Coffee 
→Umeko Motoyoshi氏がスペシャリティコーヒー業界における黒人差別に関して現状とその解決策についてまとめている記事です。
☕Why Aren't African-Americans More Prominent in the Coffee Industry?
→Phyllis Johnson氏がRoast Magazineに寄稿した記事。コーヒー業界に関わるアフリカ系アメリカ人の生の声と共に、人種問題を巡る根深い闇が綴られています。
☕コーヒーロースターが反人種差別主義に賛同するには
→コーヒーロースターズギルドに所属する方が執筆した英文記事をjunkoさんが邦訳してnoteに記載されたもの。ロースターの方に限らず、一人ひとりのコーヒーラバーが明日からできることが詰まっています。

#24 Black Lives Matter運動に見るコーヒーの構造問題~コーヒーは黒人から盗んだもの?~

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