香港経済の「一国二制度」は変らない(第1回)――日本大学経済学部教授・曽根康雄さんに聞く(2023年5月7日 台湾通信webradio)

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2023年5月7日 台湾通信webradio 【香港経済の「一国二制度」は変らない(第1回)】 ――日本大学経済学部教授・曽根康雄さんに聞く   なお、このインタビューは、3回に分けてお届けします。今回はその第1回です。   香港では2019年、犯人引き渡し条例に対する反対をきっかけに、学生を中心としたデモが発生し、世界的に注目を集めました。デモは暴徒化して破壊活動が行われ、デモの鎮圧に当たった警察隊と激しく衝突しました。   しかし、その後、デモが終息したことで香港が語られることは少なくなり、今やすっかり忘れられた存在になっているのではないのでしょうか。その香港は今、どうなっているのか。特に、当時、北京当局は、香港に対して約束した50年は香港の体制を変えないという「一国二制度」(一国両制)を破ったのだ、と言われました。はたして本当にそうなのでしょうか。今回は経済面を中心に見ていきたいと思います。香港経済と中国本土の経済の関係から見た場合、香港の現状はどうなっているのか。   お話をうかがいます曽根康雄(そね・やすお)さんは、1961年生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業、同大学院地域研究研究科(修士課程)修了です。その後、学術博士の学位を取得されていらっしゃいます。 1987年に野村総合研究所に入社し、野村総研(香港)、野村国際(香港)で合わせて11年間、香港に駐在し、中国本土そして香港地区の経済・金融・社会動向の調査・研究に従事されました。 2007年に日本大学経済学部に移り、中国経済の調査・研究を行っていらっしゃいます。 最新の監訳書に、レオ F・グッドスタット著の『香港 失政の軌跡─市場原理妄信が招いた社会の歪み』(2021年、白桃書房)があります。   【曽根康雄(そね・やすお)】 日本大学経済学部教授。 1961年生まれ。東京外国語大学中国語学科卒、同大学院地域研究研究科(修士課程)修了。学術博士。 87年に野村総合研究所に入社、野村総研(香港)、野村国際(香港)で合計11年間香港に駐在し、中国本土・香港地区の経済・金融・社会動向の調査・研究に従事した。2007年に日本大学経済学部に移り、中国経済の調査・研究を行っている。 主な著書に『江沢民の中国経済』(1996年、日本経済新聞社)、『中国経済はどう変わったか』(共著、2014年、国際書院)、『香港の過去・現在・未来』(共著、2019年、勉誠出版)、監訳書に『呉敬璉、中国経済改革への道』(2015年、NTT出版)など。最新の監訳書にレオ F・グッドスタット著『香港 失政の軌跡─市場原理妄信が招いた社会の歪み』 (2021年、白桃書房)がある。 このエピソードへのコメントを教えてください https://open.firstory.me/user/ckzuv0igg0edi0924qk6rd3e7/comments Powered by Firstory Hosting

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