MEMEデリバリー : 貪り合うエゴの衝突『宮本から君へ』について

MEMEデリバリー『宮本から君へ』について

MEME SERVICEがお送りするカルチャートークプログラム『MEMEデリバリー』では、最近、聴いた音楽、観た映画、読んだ小説、からピックした作品についてのトークを毎週配信しております。
　
　
　今回のテーマ作品は、テレビドラマ化もされた新井英樹の人気漫画を真理子哲也監督が映画化した作品『宮本から君へ』です。正と生の貪り合いをお楽しみください。
　
　
【あらすじ】
　超不器用人間ながら誰よりも正義感の強い宮本浩は、文具メーカーで営業マンとして働いていた。
　会社の先輩である神保の仕事仲間、中野靖子と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅に招かれるが、そこに靖子の元彼である裕二がやってくる。靖子は裕二を拒むために宮本と寝たことを伝えるが、激怒した裕二は靖子に手を挙げてしまう。
　そんな裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と言い放ったことをきっかけに、宮本と靖子は心から結ばれるが……。
　
　
【目次】
・オープニングトーク
・物真似のラッシュ
・人を選ぶ感情移入について
・理不尽とどう向き合うか
・一本の映画としての『宮本から君へ』
・『宮本から君へ』から君へ
・観るに絶えない馬鹿馬鹿しさ
・精神に干渉する人間らしさ
・『宮本から君へ』は人生を希釈したもの
・『ザ・ワールド・イズ・マイン』との共通点
・実存主義によるエゴと無価値の肯定
・「たったひとつ」を欠く苦しさ
・恋愛論 : 千葉から君へ
・エンディングトーク
　
　
　
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