vol.8 ⑤ 村上靖彦さん『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』 

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「読みながら考える」ことを目標としており、二人で話すこと、それを聞いてもらうことで考えを広げたり、深めたりするポッドキャスト
ともに30代前半の精神科医と国語教師が、1冊の本を取り上げて、それについて考えたことを話し合います
今回は、村上靖彦さん『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(2021,中公新書)を取り上げて、以下のようなことを話題にしています。

0分
答えのない問いに耐える場面命に関わるような究極的な場面でなくてもありふれているネガティブ・ケイパビリティ
患者から自分に起きていることの意味を問われた
医療的な知識の問題に変換して、道筋を示して回答した
言葉上は答えになっていないけれど、答えになっていること
理不尽さに対する答えのない問いかけを定期的に医者に投げかけることが人生の一部になっている
医療的には答えていないが、ケアをしている

12分
SOSのケイパビリティはケアの受動性と能動性を解体する概念ケアの「する」「される」を解体する
助けを求めるというのはケア「される」ことを求めるではなく、ケアを発生させていること
ケア発生のハードルを下げること
黙って座ることも悪態をつくことによってケアを発生させる
耐えることそのものがケアになる


このエピソードは8月21日(土)に公開しました。
①〜⑤はすでに公開済みで、⑥を8月28日(土)に公開します。

vol.8 ⑤ 村上靖彦さん『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』 

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vol.8 ⑤ 村上靖彦さん『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』 
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