vol.7 ① 坪内祐三さん『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』
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「読みながら考える」ことを目標としており、二人で話すこと、それを聞いてもらうことで考えを広げたり、深めたりするポッドキャスト
ともに30代前半の精神科医と国語教師が、1冊の本を取り上げて、それについて考えたことを話し合います
今回は、坪内祐三さんの『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』(2021,講談社文芸文庫)を取り上げて、以下のようなことを話題にしています。
当時38歳で著作のない坪内祐三がこの本を書いた
坪内祐三は正岡子規に憧れ・関心を持っていた?
文筆家として生きていくためのいくつかの視点
メディア、学校、イデオロギーと文学者との関係への関心
英語を学ぶのか漢語を学ぶのか
自立するために漢学を学ぶ幸田露伴
実学である英語と、虚学である漢語
東大を卒業するかしないかということへの坪内の関心
「学校辞めたくなっちゃう」気持ちを刺激する子規の文章
学制と文学者
坪内祐三は東大が嫌い?!
文学者になるなら早稲田に行くか、東大に行くかという俗っぽい関心
何を学ぶかということと文学者になることの関係
このエピソードは全4回で、7月17日まで毎週土曜日午後に公開していきます。
vol.7 ① 坪内祐三さん『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』