vol.6 ④ 『発達障害当事者研究』『発達障害の基礎知識』

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「読みながら考える」ことを目標としており、二人で話すこと、それを聞いてもらうことで考えを広げたり、深めたりするポッドキャスト
ともに30代前半の精神科医と国語教師が、1冊の本を取り上げて、それについて考えたことを話し合います
今回は、綾屋紗月さん+熊谷晋一郎さん『発達障害当事者研究 ゆっくりとていねいにつながりたい』(医学書院、2008)と宮尾益知さん『発達障害の基礎知識』(河出書房新社、2017)の二冊を取り上げて、以下のようなことを話題にしています。

当事者と非当事者の質的・量的な異同を理解していくこと
非当事者の〈します性〉と当事者の〈します性〉

非当事者が〈します性〉に固執してしまうことの弊害
 他者の時間が入り込んでくることを拒んでしまう

モノからの命令としてのアフォーダンス
 私が読み取るアフォーダンスと、他者が読み取るアフォーダンス

夢侵入としてのフラッシュバック
 視覚情報によって起こる綾屋さん、音声によって起こる吉田

相手の意図を判断できない、でも相手の表情をよく見ている
 吉田よりも綾屋さんの方が表情や様子から人の感情を検討している

綾屋さんの語りを読むことが、当事者との対話の練習になっている


このエピソードは全5回(次回の収録の都合でいつもより細かく切ります)で、6月19日(土)まで毎週土曜日に公開していきます。
第1、2、3回は公開済みです。

vol.6 ④ 『発達障害当事者研究』『発達障害の基礎知識』

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vol.6 ④ 『発達障害当事者研究』『発達障害の基礎知識』
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