【A076】小林秀雄を読む──自意識の過剰

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【A076】小林秀雄を読む──自意識の過剰 時間:101分 音質:2 ジャンル:文学 講演日時:1984年3月16日 主催:寺小屋教室 場所:新宿・紀伊國屋ホール 収載書誌:思潮社『白熱化した言葉』(1986年) 音源について 講演は連続シンポジウムの第一部 「現代を読む──小林秀雄を語る」 という原題のもと行なわれ、 講演者は吉本隆明のほか 秋山駿氏がいた。 音質はあまりよくない。 冒頭は録音者の手元ノイズのため 聞き取りづらい。 講演より 小林秀雄はわが国の近代批評の祖のような批評家です。 小林秀雄が文学批評のなかに「自意識」という起源を 定めたとき、はじめて日本の近代批評が はじまったといえます。 それ以前の批評では、 「他者を批評することは自分を批評することと同じだ」 という意味で成り立っている批評文は 存在しなかったといっていいくらいです。 この人を無視して日本の近代批評は語れないわけです。 僕らも繰り返しそこに立ち戻っていかなければ いけませんし、みなさんも文学批評というものに 関心を持たれたなら、 この人のものを読めばあとは要らないというほど 重要だと思います。

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