【A056】文学の原型について

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【A056】文学の原型について 時間:131分 音質:5 ジャンル:文学 講演日時:1980年8月15日 主催:高知県教育委員会/高知新聞社/高知放送 後援・NHK高知放送局/高知県教職員組合/高知県文教協会 場所:高知市立中央公民館 収載書誌:未発表 音源について 高知県教育委員会などの主催による 「夏季大学」での講演。 終戦記念日である8月15日の夜に行われた。 音源はたいへんクリア。 講演より 文学の原型、あるいは物語のはじめは、 人間の生死と関わりがあります。 人間の生と死についての考え方が どうなっているかということと、 物語あるいは文学の原型がどうなっているかということとは パラレルな関係にあるということです。 人間が生きて、死んでいく、そして 死んだあとにどうなるんだという考え方のなかに、 物語あるいは文学を成立せしめている基本的な構造が あると思います。 現代の文学でそういうことを 典型的に見ることのできる作家は、たとえば堀辰雄です。 堀辰雄の死についての考え方は、ハイデッガー的でもなく、 サルトル的でもなく、単独に、 文学作品の構造と死に対する考え方の構造を 追い詰めています。 この講演のテキストを読む

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