【A049】障害者問題と心的現象論

リリース日:

【A049】障害者問題と心的現象論 時間:55分 音質:2 ジャンル:思想 講演日時:1979年3月17日 主催:富士学園 労働組合 場所:小金井公会堂 収載書誌:弓立社『心とは何か』(2001年) 音源について 客席から録音されているため 周辺のノイズが入っており、 音質はあまりよくない。 講演より 身体とは何か、身体の障害とは何か、精神異常とは何か、 それはどうすればいいのかということは、 人間の歴史が最後まで解決を残すだろう問題です。 〈肉体としての身体〉は、何十万年後になっても、 「どこが進化した、どこが退化した」と 変わることはそんなにないと思います。 しかし〈身体の像〉は時代によって 刻々と変わっていきます。 身体に関する障害や精神障害には、 神様に近いと崇められた古代から、 働けないから人間以下だと蔑まれた 近代社会に至るまでの、 目もくらむような価値観の変遷というものがあります。 けれども現代、精神障害、身体障害は 「神でもなければ人間以下でもない、それは人間なんだ」 という概念が少しずつ闘いとられてきつつある ということが、 唯一の解決の糸口なんじゃないかと思われます。

【A049】障害者問題と心的現象論

タイトル
【A049】障害者問題と心的現象論
Copyright
リリース日

flashback