【A043】戦後詩における修辞論
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【A043】戦後詩における修辞論 時間:121分 音質:3 ジャンル:文学 講演日時:1977年10月20日 主催:京都精華短期大学 学生部 場所:京都精華短期大学 収載書誌:京都精華短期大学「木野評論」第九号(1978年) 音源について 場所は、京都精華短期大学大教室。 一般の人にも開放され 他大学の学生の聴衆も多かった。 音源は主催者提供。 冒頭欠けており、ノイズも入る。 途中でテープが変わるため 音質が変わる。 講演より 歌謡曲やフォークソングの詞と現代詩を比較する場合、 直喩と暗喩を取り出す場合にだけ、 同じものとして扱うことができます。 ところが戦後の詩が突っ込んでしまっている 迷路ともいうべきものは、 無定形な喩、つまり直喩でも暗喩でもない 喩の使い方にあります。 それは曲に乗せることもできなければ 歌うこともできないものです。 これを理解するすべを考えると、 言葉というものは、発音や記号ではなくて、 それが思想だという全体的な見方を とっていく必要があります。 このことは現代詩の詩人だけでなく、 フォークソングの作詞者たちが落ち込んでいる問題を 理解する為にも必要だと思われます。 それをつかまえることで現代詩が フォークの作詞と共通に落ち込んでいるところから 抜け出す道が開けていくんじゃないかと思います。 この講演のテキストを読む
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