【A018】敗北の構造

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【A018】敗北の構造 時間:32分 音質:3 ジャンル:思想 講演日時:1970年6月10日 主催:社会主義学生同盟/南部反帝戦線明学大班 場所:明治学院大学100番教室 収載書誌:弓立社『敗北の構造』(1972年) 音源について 社会主義学生同盟 明治学院大学支部と 南部反帝戦線明学大班の主催による 〈6.10反帝戦線・社学同政治集会〉 での講演。 周辺のノイズや残響音が入っているが 比較的クリアに収録されている。 講演より 日本に統一国家というものが成立した千数百年前以前に、 この小さな島に人間がいなかったかというと、 そんなことはありません。 日本民族という場合には、 統一国家成立以降の文化的、言語的に 統一性をもったものを想定しているわけですけれども、 それは日本人とはまるで違います。 日本人という場合には、日本国家成立以前に、 すでに郡立した多数の国家が存在していたと 考えることができます。 僕のいう「敗北」は、そういう たいへん大昔の敗北ということです。 何が敗北したかというと、 天皇制権力によって統一国家が成立する以前に存在した、 日本の全大衆が総敗北したということです。 その「敗北の構造」は、現代に至っても 依然として存在しているのです。

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