高橋博之の歩くラジオ#236|ゲスト:宮崎綾子(産直マルシェあやさい/山口県下関市)

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宮崎綾子/1985年生まれ。山口県下関出身。現在、シングルマザーとして4歳の息子を育てながら、産直マルシェを立ち上げ、運営している。
19歳でアパレル業界に入り、16年間2020年9月まで勤務。アパレルを退職すると決め、次の職に悩んでいたとき、「野菜売ってみたら?」という知人の言葉がどうしても気になり、野菜の移動販売での事業計画書を作成。興味も出てきていたので、農家と繋がれるように様々なところへ連絡し、飛び込んだ。
現在店舗を構えている下関市豊北町の農機具販売会社の社長さんとご縁があり、話をうかがった。 農家は個人経営が多く、朝から日暮れまで栽培して出荷するが、配達や営業にさく時間等は限られていて売上を上げていくことは難しいこと、高齢で辞めていく人、耕作放棄地が増えている中、新規就農者は少ないこと等、農家の厳しい現実を聞いた。話の最後に「農家をよろしくお願いいたします」と年下の私に社長さんが丁寧に仰ったことが心に残った。
その後、農家に現状確認すると、その通りだった。その場で「私が代行営業・代行配達しますので、野菜を扱わせてください」と農家にお願いし、この仕事がスタートした。下関市豊北町滝部に「産直マルシェあやさい」をオープンし、店舗では豊北町の野菜をはじめ、市内や県内の人気青果を仕入れ、販売している。その他山口県の加工品を取り揃える。
野菜の仕事を始めて子供は風邪も引かなくなったこともあり、さらに美味しいと感じる地元野菜を子供たちへ残すこと、そんな野菜を食べることが当たり前の社会にしたいと行動中。そのために、どんどんと減っている新規就農者を増やしていかなければいけない。「あやさい」では野菜のブランド化を進めている。こだわって作ったものは適正価格で売れるということを示していきたい。第1弾は、ミニトマト。売り方を1から見直し、販売。すると、農家の売上は過去最高額の3.6倍となった。
そんなアクションを続けることで、農家への興味を持ってもらえるようクラウドファンディングを実施中!ぜひ、ご覧ください!
https://camp-fire.jp/projects/view/50...
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ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
※こちらのエピソードは、過去にポケットマルシェ公式Youtube/Facebookにてライブ配信されたものです。
「高橋博之の歩くラジオ」の最新収録エピソードは、Voicyにて絶賛配信中!
https://voicy.jp/channel/3070

高橋博之の歩くラジオ#236|ゲスト:宮崎綾子(産直マルシェあやさい/山口県下関市)

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