山際淳司スポーツ・ノンフィクションの世界:ハードボイルド60分1本勝負【特別編】
この番組では毎回1点ハードボイルドの作品(小説 or 映画)をとりあげ、60分以内に全力で語りつくしていきます。
※今回は全編ネタバレありです。
なんですが今回は特別編。
「山際淳司スポーツ・ノンフィクションの世界」というテーマでやっていきます!
本編におさまりきらなかった話をこちらでひとつ。
山際さんとハードボイルドの関連でいうと、「ハードボイルド」(1985年)というそのままズバリのタイトルのエッセイをひとつ書かれています。
いつか私立探偵ものを書いてみたい、その時にはラガーマンの松尾雄治選手のような人物を主人公にしたい、といった内容です。
僕が調べたかぎりこの願いは成就しなかったようですが、アメフト小説の『タッチ、タッチ、ダウン』には、主人公のタクシードライバーがおとり捜査をしてスリの常習犯と対決するシーンがあり、多少の犯罪小説成分は感じました。
山際さんのような美文家が書かれる、本格的な私立探偵小説を読んでみたかったです。
※以下、敬称略で失礼します。
●今回引用・参考にした作品
〇山際淳司『スローカーブを、もう一球』(1985年、KADOKAWA)所収
「江夏の21球」(1980年)、p39、45~47、49~50、52、56。
「スローカーブを、もう一球」(1981年)、p218~219。
「背番号94」(1981年)
「たった一人のオリンピック」(1980年)
「ザ・シティ・ボクサー」(1981年)、p120~121。
「八月のカクテル光線」(1980年)
詳細はこちら↓
https://www.kadokawa.co.jp/product/201202000087/
〇山際淳司『山際淳司スポーツ・ノンフィクション傑作集成』(1995年、文藝春秋)所収
「タイムスリップ」(1987年)
「逃げろ、ボクサー」(1982年)
「正方形の荒野」(1984年)、p312。
「異邦人たちの天覧試合」(1984年)、p139、151。
「幻の甲子園と冨樫淳」(1984年)
「ザイルのトップは譲れない」(1983年)
「雪煙の彼方に何があるか」(1983年)、p526。
「八八四メートルのラッシュアワー」(1984年)
詳細はこちら↓
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN13236934
大澤真幸『不可能性の時代』(2008年、岩波書店)、p68。詳細はこちら↓
https://www.iwanami.co.jp/book/b225910.html
●当番組「ハードボイルド60分1本勝負(通称ハドプン)」のプレイリスト↓ https://www.youtube.com/playlist?list=PLabIVX5EtnMqsC0T61zykjCaFTw9dytgl
●使用させていただいたBGM・ジングル・素材はこちら↓
Otologic様 「バードランド」https://otologic.jp/free/jing/short1.html
しゃろう様 「ローファイ少女は今日も寝不足」フリーBGM DOVA-SYNDROME
https://dova-s.jp/bgm/play11930.html
Canva様 サムネイル作成に使用
https://www.canva.com/
#ハドプン
#ハードボイルド
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山際淳司スポーツ・ノンフィクションの世界:ハードボイルド60分1本勝負【特別編】