ミーカガン、遺産登録への支援を要請

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 方言ニュース   2020年10月7日(水)

きょうの担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。



當銘真栄糸満市長はこのほど、文部科学省に鰐淵洋子政務官を訪ね、

市指定民族文化財の「水中眼鏡=ミーカガン及び製作具一式」の国重要有形民俗文化財指定と、

市指定史跡の南山城跡の国史跡指定、世界文化遺産登録への支援を要請しました。

當銘市長らによると鰐淵政務官は「糸満市の漁労具一式として国指定を目指してはどうか。全力で応援する」と応じたということです。

當銘市長は要請で「およそ130年前に糸満市で考案されたミーカガンは現在、世界中で使用されている競泳用のゴーグルと

ほぼ同じ型で、当時から高い機能性とデザイン性を備えていたことがうかがえる」と文化的価値を強調しました。

要請後には「来年は市制50周年を迎えるので、それに合わせて指定してもらいたい」と期待感を示しました。

NPO法人ハマスーキが保有するミーカガンと製作具一式は去年、市の民俗文化財に指定されました。

ほかにもハマスーキには、漁網やサバになど沖縄の漁業の歴史を語る上で重要な漁具資料が保管されているということです。

南山城跡は市が国指定に向けて2010年度から国庫補助事業で

測量調査を進めており、14世紀から15世紀頃の中国陶磁器が多く確認されています。

                   

ミーカガン、遺産登録への支援を要請

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