VUCA時代の組織マネジメントノベーション(1218回)

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映画KINGDOM  運命の炎にめちゃくちゃ感動したとともに、その中のセリフに考えさせられました

曰く
"大将には二種あります"

"討ち取られると全軍の士気が無くなりそこで戦が終わる将と"

"逆に全軍に殉死の精神が宿り死ぬまで徹底抗戦させる将です"

ここから私は組織論としてのトップと部下の関係性について思いました
1、パッションの伝承
2、大義の自分ごと化
3、共同体感覚

大将が討ち取られることは、現在ではあまりないと思いますが、トップが入れ替わったりすることはよくあることだと思いますし、VUCA時代には自発的に動ける、変わらず士気が高い状態を保つことは現代でも求められてるかなと思います

一つは、トップのパッションが伝承しているか?と言うことがあるかと思います。このトップがいるからこの会社入りましたとか、ベンチャーの中で聞くこともあり、その人のプレゼンはトップのパッションを継承してるなあと思ったこともあります

そのためには、トップ自らが自分自身のパッションの源を、大好き、利他、個性、成長、といった各象限の中で自分はどんなパッションがあるのかと言うことを一旦意識してから、発信していく必要があるなあと思いました

また、さらに大義としてトップが何を掲げるのかと言うことも大切ですが、それが各々の部下の個人の大義に自分ごと化されているか?と言うことも大事だと思いました

いつもお話ししている、自分軸と他人軸を使って、そのベン図の真ん中に何があるのかを、各個人で理解して創発することをやってると、自らの人生の進む方向性と合わせることができたら、トップがいようがいまいが、突き進むことになるかと思いました

そして、アドラーの共同体感覚として、誰かが信じてくれている、と言う思いを持つことができれば、とてつもないパワーを発揮することができると思います

その最たるものが、大将が自分のことを信じてくれている、と言う感覚を持つことができることだと思います。信じてくれるから信じられる、そう言うメッセージをトップが出していると言うことも大切だなと思いました

ということで、ある意味、トップがいなくとも自発的に動く組織、つまりVUCAの時代の自律的な組織を作るためのコツ3点

VUCA時代の組織マネジメントノベーション

そんなことを思いました

参考: 映画:KINGDOM キングダム 運命の炎 原作:原 泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)監暼:佐藤信介 脚本:黒岩勉 原 泰久 音楽:やまだ豊https://kingdom-the-movie.jp/series3/

VUCA時代の組織マネジメントノベーション(1218回)

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