感じることからパッションが生まれるノベーション(1152回)

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イチェル・カーソンさんの名著センス・オブ・ワンダーから、パッションが生まれる瞬間について教えて頂きました

曰く
"子どもにとって、そしてわが子を導こうとする親にとって、知ることは感じることにくらべて半分も重要ではないと、私は心から思っています。

事実が、やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、感情や、感覚に刻まれた印象は、種子を育てる肥沃な土壌です。"

"消化の準備すらできていない事実を、次々と与えようとしなくてもいいのです。まずは子どもがみずから「知りたい」と思うように、導いてあげることが大切です。"

ここから私は思いました
1、感じることがパッションに火をつける
2、知ることと挑戦でゾーンを体験する
3、あとは仲間と大義で新たな価値を創造する人となる

自分の小さい頃は、田舎育ちなので、山や川や海が近くにあって、その中で過ごすことが当たり前でしたので、いつも虫をとってきては、家でいろんな虫を飼って、冬には家の中に蝶々が飛んでたりもしました。

そのうち、気がついたら、いつも昆虫図鑑を四冊くらい小脇に抱えて過ごすようになり、虫のことに関してはめちゃくちゃ詳しくなってましたので、

まさにレイチェルさんが言われる通り、自分も大自然でたくさん感じることがあって、そしてムシが何故か大好きに好きになって、そこからさらにめちゃくちゃ知りたくなって、詳しくなってだなあと

それは、誰に言われたからでもなく、自然に放たれていたからこそ、自分自身で見つけて、大好きパッションが生まれた瞬間だったのかもしれないなあと、思い返しました

パッションは、感じることから、始まる。決して、何かを知るためにやることからではない、と実感しました

そして次に、さらに知りたくなりどんどん知っていって、そしてさらにわからないことやできないことに挑戦していくと、チクセントミハイさんの、ゾーンまたはフローに到達していくのかもしれないなあと

そこまで行けば、没頭領域なので、ご飯も食べないくらい、面白くてしょうがないわけなので、一度この没頭を知ってしまうと、ある意味、快感として自分の中に残ってくるのかなとも感じました

その経験があれば、また、何かを初めて感じることから、そして知っていくことで、挑戦をすることで、フローに入れるという快感を得て、またそういうことをしたいという、自らが感じようとしていくタイプになっていくのかもなと

そうなれば、あとは、イノベーター3つのフレームである、仲間、と、大義、を獲得していけば、きっとその人は、生活の中に何らかの価値を生む人、大きい小さいに関わらず、イノベーターになっていくんだろうなあと

そんなことをおもいました

参考:NHK Eテレ東京 理想的本箱 君だけのブックガイド「勉強したくない時に読む本」
初回放送日:2024年9月7日https://www.nhk.jp/p/ts/578Q5K3X59/episode/te/YVPGM4RR19/
参考:本: センス・オブ・ワンダー 2024年3月23日 初版発行 著者 レイチェル・カーソン 著・訳者 森田真生 発行所 株式会社 筑摩書房

感じることからパッションが生まれるノベーション(1152回)

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