情熱の源に従って生きるようもがくノベーション(1159回)

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以前より観たかったモーツァルトのミュージカルついに観劇し、とても弾道しました

私は以下のことを思いました
1、神童時代の魂を具現化
2、成功体験との戦い
3、自由への逃走

主演のモーツァルトの古川雄大さん、その奥様の真彩希帆さん、そして父親の市村正親さんと、ゴージャスな俳優陣に重厚なストーリーで、めちゃくちゃ感動しました

特に面白い描き方をしてるなあとイノベーティブに感じたのが、神童時代の化身が常にモーツァルトについているという、描き方でした

時にはその化身に助けられ、そして苦しめられる、その描き方がとても斬新で驚きましたが、それにより伝わるものがたくさんありました

そして思ったのが、その化身につかれている姿は、まるで、自らの成功体験から逃れられない、自分や企業でも同じだなあと感じました

栄華を極めた経験はどうしても、自分の中からは忘れることができず、イノベーションを行う上でも、それを思って新しい目をつぷしたり、またはやったけどダメだったと諦めてしまう

そんな化身に惑わされるのは、誰にでもあることだなあとおもいました

さらには、様々な囚われの自分から、どうやって逃れるのか?そんなテーマもとても心に響きました。モーツァルトは、その時代の司教だったり、父からの影響からどう逃れるかがとても難しいテーマとして描かれてましたが

自分に置き換えても、大企業の傘や、上司の呪縛から逃れるのは本当に大変でしたし、今でも、お金からの呪縛の影響は少なからず縛るものとしてある気がします

それを、自分のポリシーを貫くために、逃れることはできるのか?どうしたら逃れられるのか?ということはとても考えさせられました

天才の名を欲しいままにしたモーツァルトでさえ、そうなのだから、これはどんな世界でも必ず起こることなのだなと

どんなに天才でも才能があっても、情熱のポートフォリオから離れてはいけないということなのかとも思いました

35年という短い生涯、モーツァルトが幸せだったと思っていたのかどうかはわかりませんが、少なくとも情熱の源に従って生きようともがいていたのでは?

そして、それからずっとたくさんの人々の心を癒してくれる音楽を遺せたということは、内村鑑三さんの、後世への最大遺物、からすると、これほどないものを遺せたという事は間違いなく、それは素敵なことだなあと改めて思いました

幸せな音楽、植物に聴かせると喜んで育つ音楽、みたいに極めて明るく幸せな音楽の象徴のように思っていましたが

実は、情熱の源に従って生きようと最後までもがいていた人生だったのかもしれないなんて思いました
でもそれこそ、とても美しい人生かもしれないなと

情熱の源に従って生きようともがくノベーション

そんな話をしています^ ^

参考:ミュージカル モーツァルト! 脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ 演出/訳詞:小池修一郎 オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会 後援:オーストリア大便館/オーストリア文化フォーラム東京製作:東宝 https://www.tohostage.com/mozart/

情熱の源に従って生きるようもがくノベーション(1159回)

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情熱の源に従って生きるようもがくノベーション(1159回)
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