個人と企業のオープンイノベーション(1214回)
ジョン・ウィンザーさんとジンH.パイクさんの分析に目から鱗が落ちました
"彼らは高度なスキルを持つと認められた人材であり、プラットフォームとつながり、いつでも仕事を受けられる状態にある。
そのような人々は、新しいテクノロジーとタレントプラットフォームを活用することで、どの仕事を、いつ、どこで、どのように行い、いくら請求するかといった雇用条件を、自分自身で設定する権限を持つ「マイクロ起業家」へと変貌を遂げているのだ。
これが意味するのは、仕事を完遂させる方法に根本的な変化が起きているということだ。
この「オープンタレント」への移行を、企業は受け入れる必要がある。オープンタレントとは、世界各地に散らばるフリーランス人材が、オンデマンドのデジタルプラットフォームを通じて企業にアクセスすることで、人材管理のデジタル・トランスフォーメーション(DX)が加速するさまを表す言葉だ。"
ここから私は思いました
1、情報技術進展がついにマイクロ起業家創出へ
2、企業は個人とのオープンイノベーションが競争力に
3、全世界1世帯あたり1企業時代の幕開け
ベンチャーと大企業のオープンイノベーションが出てきた際に、なぜ今なのか?ということをよく思ってましたが、それは、小さな企業の手元にもICTが手に入ることによって
強烈に低コストでさまざまな実験やソリューションを作り出すことができるようになったため、いうことを実感として感じることが多くありましたが
さらにそれが今では、ベンチャーである必要もなく、ある意味一個人においても、ついに起きてきているのかもしれないなと、それがマイクロ起業家という形で表出してるのかもなと思いました
そうすると、オープンイノベーションがここまで進んできたように、これからは、個人つまりマイクロ起業家と大企業のオープンイノベーションがついに始まってきたと、そういうことになってくるのかもしれないと思いました
オープンイノベーション黎明期に、いかにベンチャーと大企業が組むことができるのか?が盛んに論じられていたように、これからは、個人と大企業がいかにオープンイノベーションできるのか
それにいち早く変革を促していける企業が、企業としての競争力を得ていくことになるのだろうなと、そしてそれは、企業対企業の枠を飛び越えてくるので、実はこれからは人事のイノベーションがいかにできるか、そこにもかかってくる気がしました
それは、以前より私が言っている、全世界1世帯あたり一法人化の、幕開けになるのかもしれないなと思いました
つまり、1世帯ごとに新しい価値を生み出す時代であるとともに、企業体としての形が望ましいビジネスについては、大きな企業も並立しており
むしろ、大きな企業が、1世帯あたりの法人をいかにうまく使いこなせるか、またはコラボできるか、そんな時代になっていくのではないかと思いました
私がチャレンジしている、Startup Emergence Ecosystemは、そんな起業家、またはイノベーター人材と、大企業がいかにうまくコラボしていけるのか?ということに挑戦しているので
そんな時代のための、少しでも試金石になれたらいいなあとそんなことを思いました
個人と企業のオープンイノベーション
そんなことを思いました^ ^
参考:ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2024年9月号 必要な時に、必要な人材を確保する企業はオープンタレント数路で採用難を克服せよ オープン・アセンプリー 創業者兼会長 ジョン・ウィンザー アルトウルーイスティク 共同創業者兼マネージングパートナー ジンH.パイク 飯野由美子/駅
動画で見たい人はこちら
https://youtu.be/-Xw55Oyyp3k
個人と企業のオープンイノベーション(1214回)