世界の神話は個人に今ここの意味を問うているノベーション(1200回)
世界の神話は共通して個人の成長に問いかけてると教えて頂けたキャンベルさんの、意味についてのメッセージに更なる感動を頂きました
"かつて、意味はすべて集団の内部、巨大で無名のかたちの中にあり、自己表出する個人の中にはなかった。
ところが現代社会では、意味は集団の内部にはなく、世界にもない。
すべての意味は個人の中にある"
ここから私は意味のありかについて思いました
1、社会から会社へ
2、会社から個人へ
3、個人から意味そのものへ
階級などに支配されていた時代は、確かに意味は集団の中にあって、予め決められた役割をどうこなすかに意味があったのかなと思いました
そんな社会がずいぶん解除されてからは、もしかすると、会社が意味の中心になっていったような気がしました。特にサラリーマン生活30年送ってきた自分にはそう感じられました
そこからもう会社は単なる一つの形態に過ぎない世の中になっていくことを考えると、ついに個人の中に意味を見つける、そんな時代になってきてるのかと、思います
そんなことを予見していたキャンベルはすごいなあと思うと共に、さらにその先はどうなんだろうと考えてみました
その際に、思うのは、夜と霧のヴィクトール・エミール・フランクルさんいうところの、生きる意味を問うのではなく、意味に問われている、という言葉です
つまり、生きる意味を問うのではなく、今ここにある自分はどんな意味を見出せるのか?ということであるということかなと思います
それこそを、自らのパッションの源に照らして、問いつづけるのとなのかと
世界の神話は個人に今ここの意味を問うているノベーション
そんなことを思いました
参考:NHK Eテレ東京 100分de名著 キャンベル“千の顔をもつ英雄” (4)帰還 初回放送日:2024年7月22日 https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/episode/te/R6X1K2KVPG/
世界の神話は個人に今ここの意味を問うているノベーション(1200回)