アノニムに負けないノベーション(1134回)

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哲学思考の吉田幸司さんの言葉に考えさせられました

"三木は、人間の自己形成がかつてより難しくなったと論じます

もともと人間はある物を誰がつくったか、その情報はどこに出処があるか、ある人が信頼できる人かどうかについて知ることができる「限定された世界」のうちで生活していました。

しかし、現代人はある物がどこで誰によってつくられたのか、ある情報がどこから出てきたのかについて、すべてを知ることができない「無限定な世界」に住んでいます。

無数の「アノニム(無名、匿名)」なものに取り囲まれているのです。"

ここから私は思いました
1、仲間→パッション→大義
2、人本旅
3、3現主義

SNSなどあまりにもアノニムな情報が溢れすぎてる結果、自分自身のパッションの源を見失ってしまう、そんなことが実際あるかもしれないなと思いました

そこで大切になってくるのは、顔の見えている仲間かなと思います。新しい日本のリーダーズノベーション(1225回)でお話ししましたが、仲間がいるからパッションが生まれる、そんな状態なら、アノニムなんか気にせずに、そこから大義を産むことができるなあと思いました

また、出口さんが言われている、人本旅も、とても大切な要素かと思いました。実際の人に会いにいく、過去の人との対話するために本を読む、異世界の風土や風習を持つ人に会うために旅をする

これらは全て、アノニムではない、地に足のついたお話を聞く、とても貴重なきかいになると思いました

そしてもう一つは、"「3現」の現場100回が新たな創造をするノベーション(1203回)"でお話しした失敗学の提唱者で東京大学名誉教授の畑村洋太郎さんの現地、現物、現人の3現です。

これもアノニムではない真実の情報を追い求め、そして己を理解し情熱の源を構築するためには、必須の行動様式かとおもいました。

ともすれば、アノニム界で誹謗中傷に晒される危険が誰にでもあるこの世の中で、イノベーターは、しっかりと地に足をつけて

アノニムに負けないノベーション

これを心に刻みたいと思いました

そんな話をしています^ ^

参考:本: 本質を突き詰め、考え抜く 哲学思考 発行日 2023年11月6日第1刷発行 著者 吉田幸司  発行所 株式会社かんき出版

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/y6rnkm8E-44

アノニムに負けないノベーション(1134回)

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